20代半ばから外反母趾を自覚しはじめましたが、知識不足だった為、深刻に考えてはいませんでした。
月日は流れ、50代に入った頃より長時間歩いた時の足の疲れと指の圧迫感が。それを我慢して歩き続けると、爪の下に内出血がおこり疼きます。このままでは近い将来歩けなくなるのでは?と日々悩んでいました。
そんな時、アルプで製作されているオーダーメイドインソールをテレビ番組で知り、藁をもすがる思いで予約を取り、店に伺い、私に合う靴を選んで頂き、インソールを作ってもらいました。
アルプで、靴の選び方、履き方、紐の結び方を教えて頂き、この年齢にして目から鱗が落ちる思いでした。
新しい靴を履いての帰路は、今までの不快感が総じて消え去り、土踏まずが持ち上げられる感触が心地良く、足が軽くなったのをはっきりと覚えています。
「靴との一体感」…そんな感覚です。
60歳を過ぎ、自宅で過ごす時間が多くなったので、室内履きも購入しました。素足で履くと指の重なりがなくなり、気持ちよく家事をこなすことができます。
オーダーメイドのインソールと出会って満4年。半年に1度の再検を受け、快適な日々を送っています。
(2009年2月12日 記)
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